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お店をさせていただいてますと、ほんと毎日色んな事が起こります。よく甲子園には魔物がいると聞いた事があります。。お店っていう場所にも魔物というか神様がほんといてはるん違うかと思うときがあります。

思いもよらぬ事が起きます。2017年でお店させていただいて20年目迎えさせていただいてますが、長年来てくださっているお客様が仕方ない理由でご来店いただけなくなる場合があります。

前もって｢今度転勤になります｣とかおっしゃってくださるお客様もいらっしゃいますが、突然お見えになられない場合もあります。

親しくお話しさせていただいたり長年ご来店いただくと、そのような時ほんと寂しくなります。寂しさの余あまり立ち直りに少し時間を要します(>_<)

あと常連さんになると不思議と｢ご来店下さっているお客様の顔｣がポンと浮かんできます。

するとだいたい浮かんでからしばらくするとご来店下さいます(^w^)

勿論、浮かんでもご来店いただかない場合があります。その時は、ほんと｢どうしはったんやろ?｣って心底思います。｢失礼な事があったのかな？｣｢病気でもしはったんかな？｣とか｢特別な事情ができはったんかな?｣って思います。

不思議と常連さんのご来店時期は、体が覚えてます。しばらくお見えになられない場合に｢ご無沙汰してます｣という電話をいただくとつい｢お元気でしたか!｣ってお声をかけてしまいます（⌒▽⌒）

いやほんとたまにあるんですよ｢入院してました｣とか｢ちょっと体の具合が悪くて｣とか。私が勝手に心配しているだけなのですが、そんな時にご来店いただくと改めて感謝の気持ちが沸き上がって来ます。

何年たってもお商売させていただいていて思う事は、人間とは、忘れる動物です。感謝しているつもりでも、いつの間にかご来店いただいていている事が当たり前になったりしない様に注意してます。


時には｢そろそろ潮時かな？｣って落ち込んでいると、予想もしなかった様な嬉しい事があったり。｢商売は、始めるより引き際の方が難しい｣という言葉も聞いたことあります。恐らく、落ち込む気持ちより嬉しい出来事の方が私には多いんでしょうね。

先日も、突然｢カットいけますか!｣とご来店。

｢久しぶり｣とお客さん。

どちらさんかと思うと学生時代の恩師でした。懐かしさと「よく覚えて下さってたなあ～」という嬉しさに感動でした。

約20年ぶりに来てくださったのです（＾▽＾笑）

｢行ってたお店が辞めはってな～｣と。
そして、｢近くにもあるんやけどピンと来なくてここを思いだしたんや。｣と。

学生時代の色んな話させていただきました。失礼ながらほんとお年いかれてました。｢近々、定年やで｣とおっしゃられ、少し寂しい気持ちになりました。

でも今でも私がお世話になった先生が今もこうして現役で頑張っておられる姿を拝見させていただいて、感激でした。

中学時代にタイムスリップした感覚でした。だから商売って辞められません。沢山の皆様から感動いただいていてます。今日もどんな一日になるかワクワクしてます。